現役高専生が考える高専のメリット・デメリットとは?

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どうも、現役高専生のパルソン(blog_rikeore)です。

今回は現役高専生の僕が、高専のメリット・デメリットについて赤裸々に語っていきたいと思います。

これから高専を受験する人、子供に高専を受けさせようとする親に向けてこの記事を書きたいと思います。

高専に行くことは工学系の道に進む覚悟があることを前提としてこの記事を見ていただければ幸いです。

また、僕自身が体験してことを元にこの記事を書き進めていくので

個人差があること、どこの高専も共通していることではないということはご了承ください。

高専に通うことのメリット

就職率がほぼ100%

高専と聞いてまず挙がるメリットがこれでしょう。

僕も高専に来る求人を見て、やはり高専生は大企業からかなり求められているなと感じました。

インターンシップでは大企業にかなり高い確率で参加できますし

そこでしっかりと真面目に活動すれば、実質内定をもらうことだってできます(実際に僕の知り合いは大企業にほぼ面接顔パスで合格してました)

高専卒だと上に行けないなんて言われてますが

それは本当に企業によって変わるので、自分自身でその辺は調べながら就活することが大切だと感じました。

国立大学への編入が容易

最近の高専では半数が大学編入してもおかしくありません。

実際に上位の高専では8割ほどが大学編入していますし

高専からの大学編入はむしろメジャーなものになってきています。

実際に僕も卒業後の進路は大学編入を選択し

普通高校生がセンター試験に向けて必死に勉強しているなか

推薦をもらい比較的楽に大学編入を決めることができました。(それなりの努力はもちろん必要ですが)

大学に編入するとなると、工学部に入ることになるので

中学時代から「大学の工学部に入るんだ」と意気込む方は

戦略的に高専から大学編入という選択肢をとることが最も賢いと僕は思います。

専攻科→大学院という選択肢もある

高専に5年間通った後に2年間、専攻科に通うことができます。

専攻科を卒業すれば大卒扱いになりますし

そこから大学院に通うことだってできます。

専攻科から大学院という道はそこまで難しくないといわれており

旧帝国大学の大学院に進学する人もとても多くいます、

専門性はやはり他より強い

またしても大学編入の話になりますが

卒業生や先生の話を聞いてみると、高専を卒業した人が

大学に入って苦労することはほぼないそうです。

それはなぜかというと、周りが高校生をやっているときから専門を学んでいるため

 

高専5年間で大学の専門科目をほぼ網羅しているんです。

また高専の時から辛いレポートや卒業研究を経験しているため、

大学に入ってからの実験やレポートでも周りから頼られることも多いそうです。 

ほぼ理系科目しかない

高専に入って1,2年生の頃は国語や地理はありますが

3年生頃になると数学や英語、専門科目が9割を占めることになります。

さらに高専で学ぶ文系科目は普通高校生の学ぶものと比べて明らかにレベルが低いため

根っからの文系嫌いの方にとっては大きいメリットになります。

逆にそんなに数学や専門が好きじゃないのに、、、

という方にとっては地獄のような生活になってしまいます。

比較的自由な校風

高専ではバイク通学、染髪、ピアスなど

普通高校では絶対に禁止されるようなものでも、校則で禁止されていないことが多々あります。

高専生は大学受験がないため、テストさえ乗り越えたらOKという風潮があり

テスト期間以外は自分の趣味やしたいことに時間を費やす人が非常に多いです。

やろうと思えば国際交流や、留学、専門器具を使った実習など

なんでも自由に行うことができます。

専門性を深めようと思えばいくらでも深めることができる

高専の先生はほとんどが大学の博士課程を卒業した

言うなれば、工学のプロフェッショナルばかりです。

そんな人が身近にいるため、わからないところがあればいくらでも勉強を聞くことができますし

実験・実習・研究など自由にやらせてもらえることが多いです。

また、資格試験の勉強など社会人になってからでは1人ですることが多くなることでも

学生のうちなら、教授に聞きに行くことができるため大きなメリットになります。

学費が安い

高専は大学に比べ、学費がものすごく安いです。

世間一般では国立大学と私立大学を比べ

国立大学の学費は安い!と言われることが多いですが

高専を経験している僕からすれば

高専は国立大学よりもっと安くお得!と言い切れます。

夏休み・春休みが長い

高専ではセメスター制を導入している学校が多くあり

夏休みは8月初めから9月終わりまで

春休みは2月終わりから4月初めまで

というようにめちゃくちゃ長いです。

普通高校生のように長期休暇に学校に通わなくてはならないということが全くなく

休みは盛大に遊べという考えの先生が多いです。

 

 

高専に通うことのデメリット

赤点が60点

高専の特徴として挙げられる大きなものがこれだと思います。

普通高校生が赤点30点なのに対し、とても大きな壁になります。

しかし、普通高校生はテストと同時に大学センター試験の勉強をしているのに対し

高専生はぶっちゃけテストさえ乗り切ればいいわけです。

普段から勉強をしていない高専生は1,2週間前くらいからは勉強するようにしましょう。

しっかりと1,2週間前から勉強を始めておけば赤点を取ることはあまりないので安心して大丈夫です。

中にはクラスの5人しか単位を取れない…というような凶悪な科目もありますが(笑)

 

留年が多い

赤点が60点ということは留年する人が出てくるのが現実です。

まあ現実をいいますと、留年する人は結構います。はい。

しかし、留年する人の特徴として

・普段からノートをとっていない

・課題、レポートをださない

・そもそも学校に来ない

という人が多いため、学校に来て真面目に授業さえ受けていれば

留年することはまずないです。

センター試験で周りと勝負できない

高専で学ぶ文系科目は明らかにレベルが低いため

もし、センター試験を受けようと思っても周りと勝負できるほどの知識を持ち合わせていません。

大学で工学部以外の学部に進学することはとても難しいチャレンジになります。

しかし、実際にそういった進路変更をする人もいるので

どうしても工学は嫌なんだという方は無理ではないということを知っておいてください。

学科選びが重要

工学といっても分野はたくさんあるため

学科選びを間違えると本当に地獄の日々が続くと思います。

しかもその学科を選ぶタイミングが中学生なんて、どうしようもないですよね。

中学生のころから自分の将来としっかりと相談し

親にもいろいろな意見を聞きながら、学科を選ぶようにしましょう。

一般科目が弱い

何度も言いますが高専では一般科目のレベルが低いです。

漢字クイズみたいなテレビ番組を見てもついていけないことが多く

本当に世間一般の国語力を自分が持ち合わせていないのだなと痛感します。

その分専門科目を早いうちから学ぶので

一長一短というべきですね。

恋愛は…普通?

高専は女子の数が男子に比べて圧倒的に少ないです。

その情報から高専に行くと恋愛が全くできないと思われがちです。

しかし実際はそんなことはありません。

高専内での恋愛も多いですし、近くの高校生と付き合っているっていう人も見かけます。

僕自身、普通高校に通ったことがないので、

それと比べるとどうなのかというのはわかりませんが

そんなに少ないことも無いんじゃないかなあと思いますよ。

まとめ

以上が僕が考える高専のメリット・デメリットになります。

少しまとめてみますね。

高専のメリット

  • 就職率がほぼ100%
  • 国立大学への編入が容易
  • 専攻科→大学院という選択肢もある
  • 専門性はやはり他より強い
  • ほぼ理系科目しかない
  • 比較的自由な校風
  • 専門性を深めようと思えばいくらでも深めることができる
  • 学費が安い
  • 夏休み・春休みが長い

 

高専のデメリット

  • 赤点が60点
  • 留年が多い
  • センター試験で周りと勝負できない
  • 学科選びが重要
  • 一般科目が弱い
  • 恋愛は…普通だと思う

 

こう見ると高専はメリットが大きいなあと僕は感じるのですが

みなさんはどう感じますか?

高専の1年生に話を聞いてみると大抵の子が留年するんじゃないかとビクビクしています。

実際はそんなことないのになあ、と思いつつもそういう危機感は大事だと思うので

勉強は頑張ってといつも伝えています。(笑)

総じて高専はおすすめか?

結論から言いますと

高専は超おすすめです!!!

高専のステマ記事みたいになってしまいますが

現役高専生の僕はこう感じています。

理由は

  • 大学編入が簡単にできる
  • 専門科目の勉強の環境が整っている
  • なんでも自由に取り組める

この3つがあるだけで僕は超おすすめだと思います。

ネットで高専について調べてみると

高専アンチが多くいて、めちゃくちゃ荒れていますよね(笑)

これから高専を受けようと思っている中学生やその両親には

ああいうのは気にしてほしくてなくて

まず本当に気にかけてほしいのは

その子に工学の道に進む覚悟があるのかということです。

高専に来てしまうと進路変更が難しいので

考えるべき最初の点はそこですよ!!

 

高専から大学編入への道

高専受験対策

などの記事も今後upしていきたいと考えているので

お楽しみに!!

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